BUFFALO社製TeraStation　TS-1.0GL/R5が突然アクセスできなくなりました。障害の心当たりはなく、突然起きたのですがどうしていいか分からないので、とにかく一度診断をしてデータ復旧が可能かどうかが知りたいです。

BUFFALO社製TeraStation　TS-1.0GL/R5から中のHDDを取り出し診断ツールにてチェックを行ったところ、1番と2番のヘッドにエラーがあり、3番と4番は障害はない事が分かりました。
HDDのヘッドエラー障害を確認しました。

TeraStationから95％以上のデータ復旧に成功

弊社復旧ツールにて、BUFFALO社製TeraStation　TS-1.0GL/R5の、1〜4番のディスクのクローンを作成し、RAID5の再構築を行いました。再構築によってデータが見えてきたので、全ての復旧可能なデータを取得、お客様にご確認いただき納品いたしました。

TS-1.0GL/R5のようなHDDを複数台でRAID構成している機器は、RAIDの構成情報が一部壊れてしまったりする事で突然データが見れなくなってしまったりアクセスできなくなる事があります。
今回2台のHDDのヘッドと呼ばれる読み込み部分にエラーが発生した事によって起きた障害でした。比較的スムーズにRAIDの再構築からデータ復旧までを完了する事ができましたが、ちょっとした状態の違いで復旧が困難になる可能性もあります。
お客様はスピードより可能な限り100％データ復旧したいという事でお話をいただいておりました。必要なデータはごく一部以外は全て復旧できていたという事で、本当に助かりましたと言っていただきました。
HDDは精密機械です。それが複数台組み合わさっているRAIDやサーバー機は一部に障害が起きただけで全体に影響が及ぶ場合も少なくありません。
おかしいと思ったらすぐにお問い合わせください。お力になるべく日々技術向上に努めております。