2013.5.18

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例8 場所を移動させて以降、アクセスできなくなってしまった

お客様からの症状

社内で大規模の掃除をしながら、机位置を変えた。電源を切ってから移動させようとしていたが、なかなか電源が切れなかった。いったんはそのままにしておいて、作業を続行した。
掃除をしているときに、誰かが誤ってコードに足を引っ掛けたらしく、電源ノーケーブルが抜けていた。
その時は、しばらく時間がたっていたのでさすがにシャットダウンと思いなにも気にせず移動させた。
掃除が終わったので、起動させて再開しようとしたら接続先が見つかりませんと表示が出てアクセスできなくなってしまった。

診断内容

LS-WV2.0TL/R1Jから内蔵されているハードディスクを取り出し、ハードディスクの動きなどに異常がないか診断しました。
その結果、１方のハードディスクに深刻ではありませんが物理的な異常が発生しており、ハードディスクのデータをうまく読み出せない状態でした。

復旧結果

LinkStationから90%以上のデータ復旧に成功しました。

専門スタッフの対応・コメント

早めにデータが必要とおっしゃられましたので、特急にて対応致しました。
一方のハードディスクに致命的ではありませんが、物理障害と言われるハードディスクの異常が発生しておりました。
もう一方のハードディスクは正常でありましたが、RAID0構成であったため両方正常な状態でないとデータを取り出すことは不可能です。
まずは、障害が発生しているハードディスクから、正常なハードディスクに内部の磁気情報を複製しました。
一部のデータを読み取ることができない不安定な状態でしたが、データを読み取ることができない箇所は比較的少なかったです。
複製したハードディスクと、元々正常な状態であったもう一方のハードディスクをRAID0構成にて仮想的に、組み合わせデータの取得を試みました。
データ数の関係上、全てのデータを確認することはできませんでしたが重要であるデータは正常だったので、お客様にもご安心いただけました。
障害が発生したハードディスクは刻一刻と状況が変化します。
取り返しがつかない状態になる前にご相談ください。

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